弾性ストッキングを履くことで、足に適度な圧力を与えて余分な血液が静脈瘤の中に溜まることを予防し、深部静脈への流れを助けます。静脈瘤を根本的に治す治療法ではありませんが、静脈うっ滞症状は圧迫療法でほとんど消失します。お仕事や育児で今は手術が出来ない方やご高齢等で手術を躊躇っている方で静脈うっ滞症状が強い場合は圧迫療法が非常に有効です。静脈瘤自体は命に関わる病気ではありませんので、まずは圧迫療法で経過をみることも一つの手段です。しかし弾性ストッキングが5000円前後と安くはありませんし、毎日着用すると半年弱でサポート力が低下し買い換えが必要になります。数年継続すると手術した費用と変わらなくなるのも事実です。